※ 隣恋Ⅲ~湯にのぼせて~ は成人向け作品です ※
※ 本章は成人向(R-18)作品です。18歳未満の方の閲覧は固くお断りいたします ※
※ 本章は女性同士の恋愛を描くものです ※
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真新しい下着。
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~ 湯にのぼせて 56 ~
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「あ、あ、せってなんか」
何か言って誤魔化さなきゃ、と口にしたセリフがもう、明らかに焦っている。
だって、彼女の燃え上がる炎を宿した瞳から焦点を、表情全体に移してみれば、口角をすこしだけ上げて、雀ちゃんらしからぬ少し冷たそうにも見える笑顔。
「そうかな?」
首を傾げながら、鼻で笑う雀ちゃんはもう、完全なるスーパーS様だ。どうしよう。雀ちゃんの言葉を否定した今更ながら、焦る。
「あー、そっか。焦ってるんじゃなくて、さっさと欲しい訳だ?」
わたし自らが誘って、下腹部にあてがっていた雀ちゃんの手が強めに押し付けられた。
「ッんぁ……っ、は……」
身体が跳ねる程の快感。口を突いて出る嬌声。
下腹部から腰の奥、更に背を通り頭まで走った電気に、脚がガクガクと揺れる。
「すごい反応。愛羽さん、やらし過ぎる」
でもさ、と雀ちゃんが快感に歪めたわたしの顔へ視線をあてた。
「下着、脱いでくれないと」
あてがっていた手を引いて、3本指を立てる雀ちゃん。その手の形は明らかに挿れるときのカタチで、わたしは恥ずかしさから視線を逸らした。
Sっ気が強くなると、饒舌かつ、強気かつ、直接的な表現を多用するこの子の癖に免疫がなくて、時折こうして困る。
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「コレ、早く挿れて欲しいんでしょ?」
ひらりと手を振る雀ちゃんの顔を睨むけれど、返されるのは余裕の笑み。
「自分から触らせてきたんだから、ねぇ?」
そこまで欲しがったなら自分で下着を脱げ、と、わたしを見つめる視線に込める雀ちゃん。
確かに…それはそうなんだけど。
その手付きを見せられただけで、ジンと下腹部が痺れてしまう程に身体は欲しがっているんだけど、自分で下着を脱ぐというハードルはわたしにとって、かなり難易度が高い。
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しかしここでまごついていたら、雀ちゃんが次になにを言い出すか分からない。
もしかしたら、さらにすごい要求をされるかもしれない。だったら、今の内に自ら下着をとりさった方がいいだろう。
「……あっち、向いてて」
「やだ」
そう言うとは思っていたけど、即答に口をへの字にする。
兎にも角にも、とりあえずは、と体勢をかえる。
雀ちゃんの右肩に左手を、左肩に右手をかけて、彼女の脚を跨ぐようにして畳に膝を着く。
口元に薄く笑みをのせてニヤついている彼女の視線を感じながら、極力彼女の顔は見ないように、わたしは雀ちゃんの肩から手を外した。
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上半身は裸だけど、下半身はなにも脱がされていない。
スカートの裾から中へ手を入れて、下着の両サイドにある結び目を手探りでさがす。
この状況で唯一の救いは、私がこの紐パンツを履いていること。
これなら、両脚を抜く工程なく、結び目を解くだけで下着を取り去ることができるから、さほど、恥ずかしくはない。
シュル、と布の擦れる音とともに紐の結び目を引く。
すると、それまで余裕の笑みを浮かべていた雀ちゃんが、ピクリと眉を動かして、わたしを見上げた。
そして数秒後、
「まさか、そうくるとは思わなかった」
わたしの下着の形態を察したらしくて、彼女はスカートの中へ無遠慮に手を入れてわたしの手から、外した下着を掠め取った。
「ちょ!? 返してっ」
スカートの外、明るみに出された下着に視線を落とす雀ちゃんの手から、それを奪い返す。
なんでそんな、明るい所で濡れた下着をまじまじと見られなきゃいけないのよ。
取り戻した下着を隠すよう背に回した。
「それ、新調したの?」
怪訝な顔と、下着に関する質問に、わたしはギクリと固まった。
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