※ 隣恋Ⅲ~待ち合わせは企みの香り~ は成人向け作品です ※
※ 本章は成人向(R-18)作品です。18歳未満の方の閲覧は固くお断りいたします ※
※ 本章は女性同士の恋愛を描くものです ※
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私の支配下にある貴女が、可愛くて、大好きで、仕方がない。
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~ 待ち合わせは企みの香り 12 ~
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私の指を飲み込んだそこはとても温かくて、柔らかくて、気持ちいい。
指を包み込む内壁をゆっくりと押してやると、愛羽さんの口から声が零れた。
あまくて、蕩けた、かわいい声。
イヤイヤをするみたいに頭を振る恋人。
長い髪がベッドに広がり、乱れるのも気にせず、否、気にする余裕もなく、ただ与えられた快感に犯される彼女。
「愛羽さん、かわいい」
私の声に反抗も出来てない。
いつも、「かわいくない」ってにらんでくるのに。今はその可愛い睨みさえも、出来ないでいる愛羽さん。
「かわいい」
縋るようシーツを握り締めて、反対の手は、自分の口に押し当てて、すこしでも声が漏れないよう堪える仕草をみせる彼女。
――私は貴女の声も、好きなのに。
抑えるなんて、駄目に決まってる。
余すことなく、貴女を私にください。
もっと、もっと。
貴女が他の人に晒さない姿を。
与えない声を。
「もっと、ください」
貴女の可愛い所を、もっと、私に。
「んんっ、ぁっ、や……!」
曲げた指で腹側の壁をゆっくりと押し上げれば、奥からじわりと潤いが増した。
我慢を押しのけて唇から零れた嬌声は、私の身体をゾクゾクとさせる。
見下ろしている光景だって、もちろんずっと、私を視覚的に犯してくるのだ。
婀娜と、色気と、艶と、苦悶を混ぜた快楽を体現する恋人を眺めて、こちらが何も感じない訳がない。
加えて、媚薬みたいな甘い声は、私の脳を溶かし続けて、理性を奪う。
「やっ、あ」
どうしようか。このひと、可愛すぎて……どうしよう。
「あ……っ、だめ……!」
「駄目じゃないでしょう?」
上擦る声での禁止。
だめなんて、駄目に決まってるのに。
彼女が好む奥の部分。
指の先をぴたりとくっつけて、押し付けたまま柔らかく掻いてあげる。
「ぅあ、ぁ……ぁぁ……っ」
身体から勝手に力が抜けてしまうのか。吐息多めの嬌声を零した愛羽さんが、残る力を振り絞ったように腰を引く。
けれどもそんな僅かな余力で逃れられるものではない。
逃げた以上に私が詰め寄り、再び奥に指先を押し当て軽く揺する。
「……そ、こっ……や……っ」
訴えは私に届いた。けれども、届いたからと言ってそれが受理されるかどうかは、私次第。
だって。
「嫌じゃなくて、気持ちいいんでしょう?」
貴女が悶えてよがるこの部分。
そうだと理解しているから、こうして指を根元まで深く埋め込んでいるのだから。
「ココ」
「ぁッ、ンん……っ」
――ホラ。
ぎゅっと締まるナカ。
素直な反応が可愛くて、どうしようもなくて。
ゾクリとすると同時にのぼせるような熱が込み上げた私は、背中を丸めた。
身を屈めながら後ろへさがり、彼女の脚の間へ顔を寄せる。
ナカを刺激しながら、蕾を舌先で撫でる。
反応は上々で、締められる指が心地良い。
「アっああっ! やだっ、雀ちゃ、っやぁっ」
良すぎるからか。
蕾を可愛がる私を挟むように彼女の脚が閉じられた。
頬というか、耳辺りをぎゅっと柔らかい内太腿がサンドしてくる感触は、正直言って、きもちいい。
おまけに、声を抑える為口へあてがわれていた手で、私の髪を掻き乱す愛羽さん。
――蓋を取ってくれたのは、ありがたい。
これでもっと、貴女の可愛い声を聞くことができる。
喜びながら、ぷっくりしてきた蕾を舌の先で小刻みに撫でてやれば、愛羽さんは堪らないよう声にならない悲鳴をあげて、私の髪を掴む。
「待っ……て」
忙しない息遣いの中で制止を受けた。けれどもそれを聞き入れるかどうかは、やはり私次第。
もちろん、止めませんよ?
心の中でイジワルに言い返した私は、動きを僅かに緩めていた指で、最奥をく、くと押し始めた。
「……あ、ァアッ」
たまらないようあがる声は、艶や色気、それだけでなくて羞恥心をも帯びていて、私の脳を溶かす。
――ぁぁ……可愛い。
どうしようもない快感に翻弄されて、きつく髪を掴んでくる愛羽さんが可愛い。
私の背中にゾクゾクしたものが駆け抜け、衝動的に充血した蕾に吸い付く。
「……ァアッ、だ……め……っ!!」
一際大きく嬌声をあげたと同時、ビク、ビクッと彼女の身体が跳ねた。
喜びと支配達成感が腹の底から湧き上がり、にやりとする口元を、隠せない。
愛液に濡れた唇を舌で拭いながら、私は痙攣する愛羽さんのナカをさらに、一度、大きく指で抉った。
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