※ 隣恋Ⅲ~媚薬~ は成人向け作品です ※
※ 本章は成人向(R-18)作品です。18歳未満の方の閲覧は固くお断りいたします ※
※ 本章は女性同士の恋愛を描くものです ※
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羞恥に染まった頬が、彼女の言葉に引き攣る。
だって、まだ、シャワー浴びてないもん。
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~ 媚薬 10 ~
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そもそも、こういう状況になる前は、まーを交えての家呑みだった。だからまだ、お風呂に入っていない。
それを雀ちゃんも理解していながら、そんなことを言うのか。
恋人だけど、身体を重ねる仲だけど、流石にそれは、抵抗がある。
だ、だってお風呂入ってないのよ!? それを舐めたいとか……っ。
想像しただけで、恥ずかしいし、だめ。
それなのに、雀ちゃんは引き下がる様子もなく、再び言う。
「ねぇ、愛羽のあそこ、舐めたい」
こっちの目を見て、そんなさらりと。
い、いやいや、なんていうか……台詞を文字に起こしてみたらさらっとした表現だけど、言い方や声質はもう、なんていうか……惹き込まれそうなくらいねっとりとしていた。
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舐めたいという雀ちゃんの要求に慌て始めたわたしの頭の中を、一瞬だけ、静寂が支配するくらいには、色気で溢れたその台詞。
「……ぁ……ぅ」
雀ちゃんの言うあそこはつまり、その、わたしの濡れているアソコだろう。そこを彼女の舌で舐められればどんな快感が待っているのか、それはすでに体験済み。だからこそ、その快感を思い出して紡ぐ言葉を失う。
身体は、欲しがるけど……どこかに残っている理性が、抵抗するのだ。
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「あ、の……シャワー」
「だめ。今、舐めたい」
予想はしていたけど、その言葉。
その直後に、また膝を押し付けられて、潰れる蕾。
「ひぁっ」
突然の快感に声は簡単に漏れて、腰がひくつく。
「とろとろなんじゃないの?」
押し当てたまま、左右に動かされて嫌々をするよう首をふる。そうでもしないと、目の前が白くなる程の快感を堪えられない。わたしを見下ろして、雀ちゃんは唇を吊り上げながらさらに自らの脚を揺らす。
「まだ服も脱いでないのに、溢れて仕方ないソコ、舐めたい」
「ん、んんっ……はっ、ゃっ」
シャワー浴びたい、と伝えられない。口を開けば出るのは嬌声。
耳に入るのは、快感への甘美な誘い。
わたしの中の、理性と快感欲求が争い始めてまもなく、雀ちゃんの膝での愛撫も援護して快感欲求が勝ってしまいそうだ。
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シャワーさえ浴びていたら、すぐにでも舐められたいくらい身体は欲しているのに。
僅か残った理性が、それを阻む。
「ねぇ、愛羽のココ、どろどろでぐちゃぐちゃなんでしょ?」
蕾辺りから膝を離して、蜜壺の入り口へ向けて膝を押し当ててくる彼女。
下着が蜜壺へと押し付けられ、ぬる、と滑った。
その感触は自分にしか分からないものだけれど、あまりのその濡れように自分でも驚く。
迂闊なことにそれが顔に出てしまっていたらしい。
雀ちゃんはわたしの表情の変化を見咎めると、ニヤと笑った。
「やっぱり、そうなんだ?」
「ち、ちがっ……ぁ、んっ」
否定の言葉すら、雀ちゃんの愛撫により遮られて言わせてもらえない。
でも、その与えられた快感を身体は喜んでいるし、もっとそれを寄越せと言わんばかりに、子宮はきゅうきゅうと締まる。
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「愛羽のどろどろに溢れたの、全部舐めたい」
見下ろしてくる瞳の炎はゆらゆらと魅力的な光を放つ。
快感に麻痺させられそうな理性は、「もうこの際、恥も外聞も捨てて快感に溺れてしまえば……」と傾きかけているし、雀ちゃんも容赦なくそうさせようとしてくる。
膝がクンと擦るように滑らされて、強すぎる快感に腰を引く。
「ほら、もう、そんなに感じやすくなってる」
「ち……が……」
「愛羽が舐めていいって一言言ってくれれば、たっぷり、時間かけて舐めてあげられるのに」
誘う文句が、揺さぶりをかけてくる。
「どろっどろになってるそこ、熱い舌で舐めたら……どんな感じか、知ってるよね?」
「……んっ、く……」
知ってる……。
気持ち、いい。頭がおかしくなりそうなくらい、雀ちゃんの舌は、気持ちいい。
記憶に甦るその快感に身震いする。
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「ぜんぶ、気持ちよくなるよ?」
「は……ぁ……」
雀ちゃんの瞳から、目が離せない。
甘美な誘いに手を伸ばしたくて仕方がない。
「今我慢してるぶん、最高に気持ちいいよ?」
「ひ……ぅ……っ」
彼女の言葉が、麻薬のように精神を狂わせる。
だって、彼女の言う言葉だけで、こんなにもアソコがひくひくと物欲しそうに動いたり、その口からだらしなく愛液を垂らしたりするだなんて……。
「どうして欲しいのか……言って?」
「……ぁ……」
だめ……。もう……。
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ぐりゅ、と膝を押し当てられ、あまりに気持ち良すぎるそれに声も出ず震えた。
「言ってごらん?」
優しい声色で紡がれた甘美な誘い。
その快感へと、わたしは……手を伸ばした。
「……な、めて……欲しいの……」
理性は完全に、崩壊した。
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