※ 隣恋Ⅲ~湯にのぼせて~ は成人向け作品です ※
※ 本章は成人向(R-18)作品です。18歳未満の方の閲覧は固くお断りいたします ※
※ 本章は女性同士の恋愛を描くものです ※
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愛しさ故の意地悪。
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~ 湯にのぼせて 11 ~
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三本目の指を挿入しながら、腹側の内壁を押す。
舐めるように壁を押しながら侵入してくる異物感に、愛羽さんの膣は異物をきゅうきゅうと締め上げた。
……、と? この締まりようは……。
「愛羽さん、軽く、イッちゃいました?」
ニィと唇の端を吊り上げる私の質問に、彼女は答える余裕もなく、短距離走を走った後のように浅い呼吸を繰り返す。
上下する胸が私の質問に答えを返しているようで、じわ、と征服欲が満たされる。
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まだ、ヒクヒクと指を奥へと誘い込むような動きをする蜜壺からは、ツゥ……と私の指を伝う程に愛液が溢れる。
流石に、座椅子に愛液の染みを作る訳にもいかないので、テーブルに備え付けてあるティッシュボックスから数枚引き抜き、あてがう。
ティッシュを取る為に離れた体に掴まっていた手が解けて、宙に浮く。
呼吸も落ち着いてきて、それを寂しそうな顔で見つめる愛羽さんに、私の心臓がドクリと音を立てた。
……ちょっと、離れただけなのに。そんな寂しそうな顔して……可愛い過ぎる……。
心の中で呟き、下ろされかけたその手を取って唇を押し当て、愛羽さんに視線を当てる。
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「あんまり、可愛いことしないでください」
彼女を軽くでもイかせたことでやっと、性急な心が少しだけ落ち着いてきたのに。
そんな……私を欲しがっているような素振りをみせてくるだなんて……。もっとして欲しいと言われているように、勘違いしてしまいそうだ。
「なに、が?」
自分がどんなカオをしているかなんて、今の愛羽さんには理解できないんだろうか。どれほど、貴女が可愛いのか、本当に自覚していなさすぎる。
……けれど。
「分からないならいいです」
分かってしまうと、多分、貴女は顔を隠してしまうから。
もうしばらく、その可愛いカオを見せていて。
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謎の言葉を吐く私に、怪訝な表情をする愛羽さん。
どうやら余裕がでてきたみたいだから、と、私は三本指の動きを再開した。
「ぇ。や、…んっ」
イキナリ始まるナカの愛撫に、油断していた彼女は驚くように、腰を引く。
でも、私の指がぴったりくっついて動き、彼女が引いたぶんだけ、追い詰める。そうしながら、ざらつく壁をぐっぐと押してやると、途端に、彼女の目が、蕩けていく。
「ココ、気持ちいいんですよね?」
何度も身体を重ねれば、相手のイイ所が分かってくるし、記憶もする。
複数ある、愛羽さんの快感のポイントのひとつを執拗に攻める。指で壁を押せば押すほどに、彼女の口からは嬌声が漏れるし、それは先程よりも随分と切羽詰まっている。
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「ん、ンンッ……ひ、ぁっ」
声をあげる彼女の脚が、ガクガクと震え始めて、私の腕に、体に、ぶつかる。
片手でその脚を撫でてやると、それもまた快感が発生したのか、愛羽さんは逃げるように脚を外へ傾けた。
それはまるで、もっと触ってほしいと自ら脚を開いたようにも見えて、私の背中がぞく、と震えた。
震えは鳥肌をたてて、じんわりと私の中へと浸み込んで消えてゆく。
「……かわいい。愛羽さん……」
ざわつく肌と胸に、思わず漏れた呟きを、彼女が聞き取れたかどうかは定かではない。だって私が、最奥を突いたから。
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「ァアアッ」
指の付け根まで埋め込んで突く最奥は、愛羽さんの弱点のひとつ。
首をいやいやするよう振り、私の肩に爪を立てる彼女の膣は痛いほどに私を締め付ける。
「……やばい……えろい……」
締め付けを無視するように指を抜き差しすれば、ずちゅ、にゅちゅ、と卑猥な音。私の耳にもはっきりと届くそれは、彼女の興奮の度合を示すようで、喜びが湧く。
「愛羽さんの中、すごいことになってるの、分かりますよね?」
音を立てつつ、彼女の耳元で問い掛ける。
まだトリップする段階ではない彼女は、私の声が聞こえているようで、答えたくないというように首を振った。
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抵抗なんてしても、無駄なのに。
見られていないのをいいことに、私はニヤリと意地悪な笑みを浮かべて、愛羽さんの耳元でさらに言う。
「分からない訳ないですよね。こんな音たてて」
トントンとざらつく部分の壁をノックすれば、さらに、締め付ける膣。
「滑りはいいのに、ギチギチに締めて……そんなに指、欲しかったの?」
「……っるさい……! 言わな、くてい、いっ……」
「あれ、違いました? だったら今すぐ抜きますけど」
彼女の耳元へ寄せていた顔をゆっくり離しながら、ズルズルと根元まで埋め込んでいた指を第一関節まで引き抜くと、肩に爪を立てる愛羽さんの手が私の浴衣をぐいと引いた。
「……なんです?」
今の私は、さぞ、意地悪な顔付きをしている事だろう。
理解していながら、表情を改めず、見下ろす。
そんな私を見上げる愛羽さんの顔には、羞恥と、欲望が、混ざり合っていて、たまらない色気を醸し出している。
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噛んでいた下唇を解放して、愛羽さんが言った言葉は、私を焚きつけるには、十分すぎる言葉だった。
「……抜いたら……ゆるさないから」
泣きそうにまで潤んだ瞳。
寄せられた眉や、その間に軽く刻まれる切なげな皺。
発した言葉の影で、浅く繰り返す呼吸。
掴んだ浴衣を引く手が、もう一度力を込めるその要求。
「抜く訳、無いでしょう?」
こんなにも、可愛いくて、虐め甲斐のある貴女なのだから。
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