※ 隣恋Ⅲ~のたりかな~ は成人向け作品です ※
※ 本章は成人向(R-18)作品です。18歳未満の方の閲覧は固くお断りいたします ※
※ 本章は女性同士の恋愛を描くものです ※
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~ のたりかな 59 ~
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絶頂を迎えた愛羽さんの身体がくたりとしている。
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だが、私がするりと撫でれば、力なくとも身動ぎはして、甘く声をあげる。
どんな表情をしているのか見てみたい、だけど今はそれよりも、彼女の中にもう……挿れたい。
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しかし、全身を舐めてあげる約束があるのだ。
その約束を勝手に破ってしまう訳にはいかない。
「す……ずめ……ちゃ、ん……」
震える声で、愛羽さんが私を呼んだ。
ん? と返事をすれば、彼女の手が、私の二の腕あたりを掴む。とはいっても、全く指に力が入っていないので、手を添えたという方が正しい。
「も……いい……から……入れて」
息も絶え絶えに、切なげに掠れる声で彼女が訴える。
どうやら思っていることは、私と同じだったらしい。
「……おね、がい」
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「うん」
昂り過ぎて、気の利いたことがひとつもいえず、ただ頷いた。
そして彼女の両横についていた肘を起こして、ゆっくりと彼女の上から退いた。
愛羽さんの下着に指をひっかけて少しずらすと、協力的に腰を浮かせてくれる。その助けを借りてスルスルと下着を両脚から抜き取って、私は盛大に染みが出来ているのであろうクロッチの部分を指で撫でた。
ズルリと滑るその感触に思わず笑みが浮かんで、我ながら悪趣味だなと諫め、ベッドにそれを置いた。
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私が跨いでいた左脚に手を添えてさらにおおきく開かせて、私は彼女の両脚の間に収まった。
そして身を屈めようとした時、はっし、と頭を押さえられた。ちょうど、前頭葉の辺りを手のひらが覆う感じで、ばしりと、押さえられて動けない。
「なに、するつもり……?」
ナニをするつもりなのだが、愛羽さんはそれを理解した上でその質問をしていそうな気配を漂わせている。
「舐めようと」
「ぜったいダメ……!」
「なんで」
止められたからにはそう言われるんだろうなと思っていた。
憮然としてその理由を尋ねたけれど、その理由がどんなものであれ、私は止める気なんて無い。
「す、すごい……ことに、なってる…から」
「却下」
「ちょ待っ」
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制止の声も、手もふりきって、私は彼女の秘所に顔を埋めた。
むわりと香る雌の匂いに脳が痺れる。
追い縋ってきた手が私の頭に触れたと同時に、私はたっぷりと蜜を湛えたそこを、下から上へと舐め上げた。
「はっ……あっぁ……」
軽く身体を起こしていたのだろうか。向こうのほうで、身体がベッドへ倒れ込む音が聞こえ、ベッドが軽く揺れた。
が、そんなことよりも、ココが、……すごい。
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一舐めしただけで舌の上には彼女の味が広がって、舌の根からは唾液が溢れた。
この、蜜の量。
今すぐに電気をつけて目で見て確認したいくらいにとろっとろだ。
舌だけで感じているのはもったいないとばかりに、私は人差し指と中指を揃えて、蕾のあるあたりにピトリとあてた。
「ひあっ……!?」
意外と、見えなくても感覚で分かるみたいだ。指が、蕾にヒットした。
いきなり触ってごめん愛羽さん、と心の中で謝りながらも、私の唇には笑みが浮かぶ。
指先に触れる蕾がいつもより熱く、大きくなっているのだ。
さっきまで散々、私の脚にこすりつけていたからかもしれないと思うと嬉しくて仕方ない。
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だが、嬉しいことはこれだけではないはずだ。
蕾を可愛がるのはあとにして、私はその二本指をゆっくりと下へ向けて下ろし始めた。
するとすぐに、ぐちゅりと指が濡れ、次第に沈んでゆく感覚。だが、まだ、ナカには入れない。
「……っ、はぁ…ッ、あ……っ」
引き攣るような声があがり、息を呑む音も聞こえる。
彼女にしてみれば、散々待たされたソコに、ついに直接、指が触れたのだ。こうして表面を撫でているだけでも、たまらなく気持ちいいのだろう。
蜜壺の入り口がヒクヒクと誘うように踊る上を通過して、さらに下へ進む指。
蕾、孔、と通り過ぎてもなお、指には大量の蜜が触れている。蜜壺の入り口と後孔の間の平坦な場所にも当たり前のように蜜は流れており、さらに後孔の窄みまでたっぷりと濡れている。
「やぁっ、だっ……め……ッ」
慣れていないのだろう、後孔に触れられた愛羽さんは硬直したみたいに動きを止めて声高に喘いだ。
別にここを攻めようってんじゃない。
私はさらに指を下へと進めて、ついに、ベッドシーツまで辿り付いた。
……予想通り、シーツのその部分は湿り気を帯びていて、彼女が履いていた下着を通り越して、染みを作っていた。
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