※ 隣恋Ⅲ~のたりかな~ は成人向け作品です ※
※ 本章は成人向(R-18)作品です。18歳未満の方の閲覧は固くお断りいたします ※
※ 本章は女性同士の恋愛を描くものです ※
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~ のたりかな 36 ~
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「――ひぁっ!?」
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あ。可愛い。
私が彼女の膝裏に手をあてて脚の付け根へと撫で上げながら、バスローブの下に欲望に塗れた手を滑り込ませると、愛羽さんは跳び上がるようにこちらを向いた。
しかし、腰から下には未だ力が入らないらしく、上半身を持ち上げ、首だけをこちらに向けている形だ。
「な、なにして……」
「何って、そりゃあ、ナニですよ?」
開き直って言う私を愛羽さんが鋭く睨もうとする。が、するすると太腿の裏を這い上がった手が、下着に触れる程になると、その瞳はグラリと揺れた。
座った状態で、片手をバスローブの中へと侵入させているこの光景を上から見下ろしている視界もなかなかに愉しい。
手の侵入にあわせて捲れあがってゆく裾は、なんともいえず煽情的だ。
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「ちょ、と……!?」
切羽詰まったように表情を歪めるのは、私の指が下着の中へと侵入したからだろうか。
でもまだ、素肌に触れたとはいえ、指先だけのこと。しかも触れているのは、秘所でなく臀部だ。ふっくらとしたその膨らみをぽにょぽにょとつつくように押してみているだけ。愛羽さんが感じるには程遠い刺激だと思ったのだが。
「感じちゃいました?」
悪戯に尋ねると、彼女の眼光は鋭くなり「感じてない…っ」と語気も強く怒られた。
だけどその台詞が更に進軍を促す結果になろうものとは、思ってもみないようだ。
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私は一旦下着の中に入った指を抜いた。
そうして、ほっとした彼女を裏切るかのように、臀部を撫で始める。
指だけを使って、さわさわと触れるか触れないかのフェザータッチ。先程愛羽さんの胸を撫で回したときと要領は一緒だけれども、下着を一枚挟んでの愛撫なので、少しだけ強めにする。
「んっ……っ」
ゆっくり、ゆっくり、緩慢な動きに反応した様子で、愛羽さんが自分の口を手で覆った。そんな姿を見せてしまえば、”わたしはその愛撫で感じています”と言っているのと同じなのだが、今の彼女は声を抑えることに必死になりすぎて、気が付いていない。
手に当たって聞き取りやすくなっている呼気。その乱れた様子から、なかなかの具合で愛羽さんに快感を与えられているのだと図れる。
自分の行動が、私への親切になっていることを理解できていない愛羽さんが可愛くて仕方ない。そんな姿を見せられると、余計、苛めたくなってしまうではないか。
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すべすべの生地で仕立て上げられた下着を纏う臀部は、その柔らかさと触り心地の良さで、いつまででも撫でていたくなる。
こちらは座って軽く横を向いているだけなので体勢的にまったく無理がないので、やろうと思えば、いつまででも持続させられるこの愛撫。
先に音を上げたのは、当然、愛羽さんの方だった。
首を巡らせ、こちらを睨んでいた愛羽さんの手が、最初に落ちた。限界を迎えたその手は、シーツをきゅうと握って耐え忍ぶ姿勢を見せたけれど、程なくして、彼女の首も限界を迎えて、私を睨むことも中断された。
完全なうつ伏せになって、片手はシーツを片手は枕を握り、額を枕にくっつけた愛羽さんが吐息と喘ぎ声を漏らし始めるのに、そう時間はかからなかった。
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「……や、…は…ぁっ」
左の臀部と右の臀部。両手で愛撫すればもっと多くの快感を与えることもできるだろうが、なんとなく恰好が悪い。それに、このままさわさわと撫で回しているだけでも、身体や腰が跳ねるくらいの快感は与えられているようだから、まぁ、この片手の愛撫で構わないだろう。
ぷりんとしたお尻が可愛い。
このお尻をこうやって撫で回せるのは、私だけなんだと思えば思う程、昂りが増してくる。
そんな自分の興奮をどこか他人事のように観察していたもう一人の私がぼそりと呟いた。
――独占欲、つよ。
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