※ 隣恋Ⅲ~のたりかな~ は成人向け作品です ※
※ 本章は成人向(R-18)作品です。18歳未満の方の閲覧は固くお断りいたします ※
※ 本章は女性同士の恋愛を描くものです ※
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~ のたりかな 32 ~
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両手と両膝をベッドに着いて身体を離し、濡れた唇を固く引き結んだ愛羽さんを、私は見上げた。
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跳ね退くようにその体勢になった愛羽さんは、羞恥にだろうか? 顔を赤らめて、ぎゅっと眉を寄せて、何か言いたげに私を見下ろしている。
そんな彼女を見上げながら、私は両膝を曲げて愛羽さんの退路を断ち、片手でバスローブを、片手で彼女の片方の胸を捉えていた。
完全に腕を抜いていないバスローブを下から引っ張ると、まるで犬のリードのような役割をしてくれる。
「どこへ行く気ですか? いっぱい、キスしてくれるんでしょう?」
「う……」
怯んだ。
――これで、形勢逆転だ。
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勝利の笑みは、内心だけでなく、無意識に表面にも出てしまっていたらしい。
口角の上がった私を見下ろした愛羽さんが悔しそうにやっと口を開く。
「どうして。わたしが上だったのに」
「どうしてとか、なんでとか、言わなくていいから、戻ってきてください」
「なん――」
「――言わなくていいから」
バスローブを引き、同時に胸の頂きをぎゅっと摘まんでやると、愛羽さんは黙った。
喉元まで嬌声が出かかったみたいだけど、なんとか堪えて、私を睨め付けてくる。
その様子からは、さっきみたいにぴったり私にくっついてくれる気配はない。
――だったら、まぁ、それはそれでいいけど。
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私はゆっくりとバスローブから手を放し、ほっとした胸を撫で下ろして安堵顔になった愛羽さんの乳房へとあてがった。
微妙な距離感なので、逆手がいいのか順手がいいのか迷うが、とりあえず、順手で。
ひくりと頬を引き攣らせた愛羽さんの胸の膨らみを、両手で撫で始める。
軽く曲げた指の腹を押し付けて、さわさわと撫でてみれば、私の体の両横に着いた愛羽さんの手がシーツをきゅうぅっと握り込んだ。
表情は依然として、赤い顔で睨め付けている。が、少しだけ変化があるとすれば、その唇から僅かに力が抜けてしまっていることだろうか。
歯はくいしばっているようだが、その手前がどうにも言うことを聞いていないように見受けられる。
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重力のせいで左右にはらりと開けたバスローブの中へ手を差し込み、両胸を揉むなんて中々ない光景だろうな、なんて思いながら、たゆんと豊満な膨らみに手のひらを当てて、押し上げるように揉んでみたり、胸の頂きを中心に定めて、五方向から指を窄めるよう撫でてみたり。
愛羽さんはどうやら、自分の身体を支えることと、そうして与えられる快感に耐える事に必死なようで、私の手を遮るものはなにもない。
だからこそ思う存分に揉んだり撫でたり摘んだりできるのだが、それと同時にもうひとつ、愉しみを私は見つけた。
愛羽さんの上から隣へとひっくり返された折に、なんか背中の下にあっていたいぞ、とは思っていた。だけど、ふかふかなベッドのクッション性の高さに助けられて、そこまで気をやることもなかったのだが、多分この背にあたる感触、アレだ。
私の背中の下に、ピンクローターがある。
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右手を彼女の胸から離して、軽く背中を持ち上げ、その下からローターを取り出す。突然の私の行動に目を丸くしていた愛羽さんは、ローターに視線をやってぎょっとした顔で身体を引いた。
だけど、私が立てていた膝にお尻がぶつかってそれ以上は逃げることができない。
彼女が私の上から逃れるには、どちらか片脚を大きくあげて、この立ててある膝を跨がなければいけないのだ。
「ちょ、ちょっと雀ちゃん」
「ほら、戻ってきてください」
くいくいとバスローブの端を引けば、焦る顔をしながらも両手を私の体の横に着く愛羽さん。
そんな従順に言う事を聞くのなら、最初から、主導権を握ろうだなんてこと、しなければよかったのに。
そうすれば今頃、愛羽さんは私の下で嬌声を漏らしている頃だっただろうに。
――まぁ、でも、こういう愉しみ方もあって、いいかもしれない。
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