※ 隣恋Ⅲ~のたり~ は成人向け作品です ※
※ 本章は成人向(R-18)作品です。18歳未満の方の閲覧は固くお断りいたします ※
※ 本章は女性同士の恋愛を描くものです ※
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~ のたり 52 ~
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「これ、強さ調節できるんですよ」
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わたしが露天風呂に行っている間に購入したそのピンクローターを、雀ちゃんはじっくりと分析する時間があったようだ。
使い方をマスターしている彼女は事もなげにそう説明してくれるのだけれども、わたしは初耳で、動揺した。
お腹に感じる振動は、これ以上強くなる可能性があるということなのだ。
「いきますね?」
器用にも、片手で操作しているらしい雀ちゃんは、一度、お腹からローターを離して、その強さを調整し始める。
ブィィ……という控えめな音だったそれは、ブイイイ! と随分と主張の強い振動音に変わった。
そして、わたしのお腹にあてられるローター。
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びくっ、とわたしの身体が跳ねた。
「ご、ごめんなさい。大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫。けっこう、強いのね」
けっこう、どころじゃない。かなり、強い。
そう胸中で呟くわたしはきっと、表情に出ていたのだと思う。
雀ちゃんはすぐにローターの威力を最初のように戻して、「これくらいが丁度いいですね」と言ってくれた。
あのピンクローター。楕円の部分は手に握ってしまえば隠せるくらいの大きさだったはずなのに、その小さな姿からは想像もつかない振動力を発揮する。
「大丈夫、ですか?」
わたしがピンクローターについて考えていると、優しい恋人の、心配で不安そうな声が降ってきた。
焦点をそちらへ合わせれば、その声同様の表情で見下ろしている雀ちゃん。
「ん? ぁ、大丈夫大丈夫。意外に強いからびっくりしただけ。続けて?」
本当に? という目をされて、わたしは少し笑顔を見せて、彼女の唇にキスした。
「嫌だったら我慢しないで言うって約束したでしょう? 大丈夫」
安心させるように微笑むと、やっと、雀ちゃんが安堵の息をついて、「じゃあ、いきますね?」とキスのお返しと共に囁いた。
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ブィィ……と浴衣越しにお腹にあてられたローターがその音を鎮める。
振動しているそのピンク色の楕円を浴衣に触れさせると、その振動音はすこし減るようだ。
お腹に触れていたローターが、少しずつ少しずつ、上へとあがってくる。
おへその横から、肋骨を波打つように越えて、やっと、胸の膨らみの下あたりまでやってくる。
その動きはゆっくりで、まっすぐに胸の尖りを目指している。
雀ちゃんが本気で愛撫する時は直線で愛撫し続けることは少ないので、これは意図的に直線を辿っていて、わたしの心の準備が出来るようにとの配慮だと思う。
少しでも、わたしの負担を軽くしてくれようとする心の見え隠れする愛撫が、正直、心地良い。
乳房の下からはより一層時間をかけて、胸の先端を目指すそのローター。
どきん、どきん、と打つ胸は、緊張と、期待と、少しの不安に包まれる。
わたしを見下ろす雀ちゃんの視線は熱いくらいに感じるんだけど、さすがに、視線を合わせてはいられなくて、視線を下げたままで宙を見つめていた。
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じり、じり、とあがってくる振動が、その歩を進める度に、呼吸の温度が上がっている気がする。
たぶん、まだ、変化は呼吸の温度だけ。息の速さはまだ、平常のまま……のはず。
たぶん。
「……愛羽さん、こっち、見て?」
耳を疑った。
ブィィ、と胸の膨らみのはじまりと、頂点との中間あたりでローターの動きは止められて、先程の言葉だ。
「な、んで……」
「目、見てないと、愛羽さんの事、分からないから」
「……っ」
そう言われると、恥ずかしいとか、そんな次元じゃない。
雀ちゃんは多分、わたしが嫌がっていないかどうかを見極めるために、目を見せてくれと言っているのだ。
対してわたしは、ローターを胸にあてられて、その膨らみがブルブルと細かに揺すられ始めた時に、予測できていた。
この振動が、胸の中心にあてられたら、絶対、気持ちいいってことを。
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